母女とは
母女の歴史
「札幌市母と女教師の会」は、1954年に発足し、1955年には第1回のつどいを開催しました。
それから今日に至るまで
- 「子どもの人権尊重・民主教育の確立」
- 「女性の人格尊重・男女差別の撤廃」
- 「護憲、反戦・平和の確立」
の3つを実践課題として活動の柱に据え、母と女性教職員の手を結ぶ運動をすすめてきました。
1993年に「札幌市母と女性教職員の会」へと名称を改め、活動を続けています。
活動理念
日本の子どもを守りましょう
あなたの子どもが幸福に育つためには、どんな犠牲もはらいたいとおっしゃるでしょう。子どもを愛する気持ちはどのお母さんも同じです。今日私たちは全国から集まって、いろいろな地方の子どものことを話し合いました。勉強のことや、映画のことや、読み物のことで、このままでいいのか心配になりました。貧乏で給食費も出せない子、学校へも行けない子もたくさんいます。飲食街で困っている子もいます。就職や入学試験がどんなに子どもをむしばんでいることでしょう。このことは、お母さんも私たちとともに心配している問題です。この子どもたちを救うために今すぐ手をつなごうではありませんか。
お母さんの身体を守りましょう
夫や子供を愛してその幸福のために働くことは立派で美しいことです。お母さんが元気で楽しく働いてくださることが、どんなに家庭を明るくし、子どもたちを喜ばせるか知れないのです。お母さんが過労で病気にならないよう身体を守りましょう。
1954年採択「日本のお母さんへ訴える」
活動概要
札幌市母と女性教職員のつどい、各区のつどい・交流会、学習会などを開催しています。
<近年のテーマ>
各区のつどい・交流会
- 「もっとかかわりたい〜発達障がい理解と支援のヒント〜」
- 「子どもたちの体を守るとは〜子宮頸がんワクチンは今どうなった?フッ素洗口は安全?〜」
- 「わたしたちはここにいます〜原発事故、自主避難を選んだひとの想い〜」
- 「労働法とブラック企業の実態〜教え子・我が子を守るために〜」
- 「子どもたちの今〜『発達しょうがい』について考える〜」
- 「男女混合名簿をはじめてみたら」
全市のつどい
- 「子どもたちに平和と教育を〜守ろう 日本国憲法〜」をテーマに、学習・意見交流を実施(2015)
講師:岩本 一郎(北星学園大学教授) - 「『子ども食堂』にかかわって 〜日本型生活保障の問題とその行方〜」をテーマに、学習・意見交流を実施(2016)
講師:吉田 徹(北海道大学法学研究科教授) - 「原発事故から6年 今、何がおきているのか?」をテーマに、学習・意見交流を実施(2017)
講師:小出 裕章(元京都大学原子力実験所助教)
札幌市教育委員会・北海道教育委員会の傍聴を続け、教育の地方自治をめざしています。
反核・反原発・反戦の運動に取り組んでいます。
毎年開催される「母と女性教職員の会全道集会」(2017年度は札幌市)「母と女性教職員の会全国集会」(東京)にも参加し、活動の交流をしています。
年間スケジュール
年間の主なスケジュールを紹介します。
- 5月
- 「札幌市母と女性教職員の会定期総会」開催
- 7月
- 「北海道母と女性教職員のつどい」に参加
- 8月
- 「母と女性教職員のつどい全国集会」に参加
「反核・平和の火リレー」に参加
- 10月
- 「札幌市母と女性教職員のつどい」開催
- 3月
- 「国際女性デー札幌地区集会」に参加